21) 茶屋様式は概ね木造2階建ての町屋建築が基本となっていますが、町屋建築が軒の高さに制限があるのに対し、茶屋街ではその制限が無い為に比較すると軒の高く建築されています。意匠的には1階正面は目の細かい格子が嵌め込まれた出格子、2階正面は廊下が配され、手摺と開閉可能な雨戸があり、雨戸が開かれると立体的な表情となり客室から外部が望めるようになっています。